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企業のリスク洗い出しが進まない原因と効率的に特定する方法

企業を守るためには欠かせないリスクマネジメントの第1ステップは、リスクの洗い出しです。

企業を守るためには十分にリスクを想定しておく必要がありますが、「具体的にリスクが何を指すのか分からない」「リスクの種類が多すぎる」などの理由から思うようにリスクの洗い出しが行えず、お困りの企業の防災担当者も中にはいるでしょう。

そこで本記事では、リスクマネジメントやリスクの概要、リスクの洗い出しを行う上での方法などを解説していきます。

この記事を読むことでリスクの洗い出しを効率的に進めるためのヒントが分かるので、ぜひ最後までご覧ください。

企業を守るために重要なリスクマネジメント

リスクマネジメント(Risk management:リスク管理)とは、企業に影響を与えるリスクを事前に想定し、その影響を回避または最小限に抑えるプロセスのことです。

企業のリスクが発生する前の平時の時点で行う取り組みであり、リスクマネジメントを実施し、十分に対策していればリスクに備えることができるので、企業を守るためには欠かせません。

ここでは簡易的な説明となりましたが、詳しくリスクマネジメントを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

コロナ禍で大切なリスクマネジメントの基本と4つのプロセス

リスクとは?

リスクマネジメントでは、リスクを事業に影響与える全ての事象だと定義しており、以下の2種類にリスクを分類しています。

【純粋リスク(静態的リスク)】
火災や自然災害など事業に損失のみをもたらすリスク

【ビジネスリスク(投機的リスク)】
投資、金利変動、新事業の展開など損失または利益をもたらすリスク

つまり、事業に悪影響をもたらす事象のみをリスクだと捉えてしまうと、的確なリスクマネジメントが行えないので、注意しましょう。

またリスクは事業や環境の状況にあわせて変化していく、という特性をもっているため、定期的に想定するリスクの見直しをする必要があります。

リスクの洗い出しが進まない主な原因

前述したリスクマネジメントでは、まず企業に影響を与えるリスクを洗い出すことから始まり、十分にリスクを想定できなければ深刻な事態へ発展してしまうおそれあります。

そのため、企業を守るための第1ステップとして重要なリスクの洗い出しですが、「自社のリスクを洗い出してほしい」と頼まれても、どこから手をつけれけば良いのか分からず、思うように着手できない場合もあるのではないでしょうか。

その理由としては、以下の原因があげられます。

  • リスクという言葉が抽象的
  • リスクの種類が多岐にわたる

また想定するリスクを必要以上に考え込んでしまい、余計にリスクの洗い出しを難しく感じてしまうケースもあります。

リスクの洗い出しを進める上での方法

では、事業を取り巻くリスクを的確に想定するためには、どのようにリスクの洗い出しを進めていけば良いのでしょうか。

この章では、リスクの洗い出しのコツを説明していくので、リスクの特定に課題を抱えている企業の防災担当者はぜひ参考にしてください。

リスクの種類を把握する

リスクの種類を十分に理解していなければ、事業にどのようなリスクが発生するのかを想定できないおそれがあるため、まずはリスクの種類を把握しておきましょう。

事業に取り巻く主なリスクの種類は、以下のとおりです。

【災害】
自然災害や人為災害、特殊災害(CBRNE災害)
【戦略リスク】
戦略の判断ミス、市場の調査不足、情報伝達の遅延など
【経営環境リスク】
経済状況の悪化、風評被害、法改正への対応遅延、市場ニーズの変動など
【法務リスク】
知的財産権の侵害、安全配慮義務違反、不適切な景品表示など

業種によって発生し得るリスクは異なるため、上記を参考にどのようなリスクが想定されるのかを考えていくと良いでしょう。

3種類の災害を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

おぼえておきたい災害の定義と効果的に対策を行う方法

目的達成に影響する事象をリスクと考える

リスクと一口に言っても、その種類が多岐にわたるため、どのようにリスクを想定すれば良いのか悩んでいる担当者も中にはいるはずです。

前述したようにリスクは事業へ損失または利益をもたらす事象を指すため、事業の目的達成に影響を与えかねない全ての事象をリスクだと捉えて、リストアップしていくと良いでしょう。

損失のみをリスクだと考えてしまうと、思わぬリスクの発生によって事業に大きな影響を及ぼしてしまうおそれがあるため、注意する必要があります。

複数人でリスクを話し合う

リスクの洗い出しを行う際に1人の担当者に任せると人によってリスクだと捉える事象は異なるため、リスクが偏り、想定されるべきだったリスクが漏れてしまうおそれがあります。

そのため、各部署から集めた複数人の担当者でリスクの洗い出しを行なっていくと良いでしょう。

複数人の担当者で想定されるリスクを洗い出していくことで、1人では把握しきれなかったリスクを他部門の担当者の意見によって認知できたり、各担当者の間でもどのような事象をリスクだと捉えるべきなのかが分かるため、よりスムーズにリスクの洗い出しが行えます。

リスクの網羅性を高める

リスクの洗い出しを行う上で重要なのが、可能な限りリスクの網羅性を高めることです。

リスクの洗い出しを行う段階で意見を否定してしまうと、本来なら把握しなければならなかったリスクが欠落することで想定外の事態へつながりかねません。

リスクの評価・分析は、リスクの洗い出しが終わったタイミングで行う次のステップの作業なので、リスクの洗い出しを行う段階では多少の重複などは許容し、欠落を防ぐために可能な限り多くのリスクをリストアップしていくことが大切です。

企業のリスク発生を早期検知できるFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

弊社ではFASTALERTの紹介資料やSNSで炎上が起きる理由など、企業や自治体の防災担当者が抱えるお悩みを解決するために防災に関する資料を幅広く用意しています。

詳しくご覧になりたい方は、「防災お役立ち資料」から資料をお気軽にダウンロードしてください。

最後に

企業を守るために必要不可欠なリスクの洗い出しですが、リスクの種類が膨大などの理由によってリスクの洗い出しが思うように進まない場合があります。

事実としてリスクマネジメントを行う上ではリスクの洗い出しが最も難しいものの、ポイントさえおさえれば、効率的に着手することができるので、この記事を参考にリスクを想定していきましょう。

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