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竜巻注意情報など竜巻に関する防災情報の種類と竜巻による事業への甚大な被害

積乱雲に伴って発生する竜巻は季節問わずに確認されていますが、もし竜巻が発生した場合は、建物全半壊などの甚大な被害を受けるおそれがあるため、竜巻注意情報などに注意しながら、すみやかに防災行動を開始しなければなりません。

しかし、これから竜巻対策を導入したいと考えている方の中には、竜巻に関する防災情報の種類が分からずに困っている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では竜巻が事業に及ぼす悪影響と竜巻注意情報など竜巻に関する主な防災情報などを説明していきます。

この記事を読むことで竜巻発生の危険性が高まっている場合にどのような防災情報を把握しておくべきなのかが分かるので、ぜひ読み進めてください。

竜巻が与える事業への深刻な被害

竜巻とは、発達した積乱雲に伴って発生する上昇気流を伴った風の渦巻きのことであり、寒冷前線や低気圧、台風などに伴うため、季節を問わずに竜巻も発生していますが、気象庁の「月別の発生確認数」で説明されているように、特に7月から11月にかけて竜巻が多く確認されています。

日本の竜巻の寿命は長くても数十分ほどですが、短時間のうちに時速70〜100kmほどの速度で移動して、事業に以下の深刻な被害をもたらしてしまうのです。

  • オフィスなどの建築物やその一部が損傷し、一時的な休業を余儀なくされてしまう
  • 竜巻によって電線が切断されてしまうことで、停電が発生し、業務を中断せざるを得なくなる
  • 竜巻が信号機を破壊してしまった場合、一時的にサプライチェーンが途絶してしまうおそれがある
  • 竜巻によって巻き上げられた飛来物によって、社員が重軽傷を負ってしまう

強い竜巻が発生した場合は、建物の倒壊や自動車・列車の横転が発生するほか、建物の中にいても巻き上げられた飛来物が猛スピードで窓ガラスを破って屋内に侵入してきたり、壁に突き刺さったりするなど非常に危険な状態になります。

国土交通省の「2006年の災害を振り返る」で説明されているように、2006年の台風13号では、積乱雲に伴う強い竜巻が発生し、特に深刻な被害を受けた宮崎県延岡市では、約1,300棟に上る家屋の全半壊・損壊、JR日豊線の特急にちりん9号の横転とそれに伴う6名の負傷者、全体での死者3名、負傷者143名が発生しました。

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竜巻に繋がるおそれのある積乱雲

積乱雲とは、強い上昇気流の影響で垂直に発達した高さ10kmを超える巨大な雲のことであり、特に巨大なスーパーセルと呼ばれる積乱雲の場合は竜巻だけでなく、豪雨やひょうが発生します。

また、下降気流が原因で強い突風となるダウンバーバスト、上昇気流に伴う小規模な前線であるガストフロントの発生によって、強い突風が発生する可能性が高いため、竜巻とともに注意しなければなりません。

フランクリン・ジャパンの「積乱雲の発生条件」で説明されているように、以下の条件が揃った場合に積乱雲が発生します。

  • 暖かく湿った空気がある
  • 大気が不安定な状態
  • 上昇気流の発生など、空気が持ち上がる

竜巻注意情報など竜巻に関する防災情報

竜巻の発生が確認されている場合は、竜巻に関する最新の防災情報を常に把握し、すみやかに的確な防災行動を開始しなければなりません。

この章では、竜巻に関する主な防災情報を説明していきますが、企業における竜巻対策も知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

予告的な気象情報

的確な防災行動を可能な限り早く開始するために、まずは予告的な気象情報を把握しておきましょう。

予告的な気象情報とは、発達した低気圧などによって大雨等の災害が発生すると予想された場合に発表される防災情報のことであり、竜巻の発生するおそれがある際は、「竜巻などの突風に注意」というように注意が呼びかけられます。

通常、この予告的な気象情報は半日〜1日ほど前には発表されるので、迅速な防災行動の開始を目指すために確認しておくことが望ましいです。

雷注意報

竜巻の発生する危険性が高まっている場合は、雷注意報も十分に確認しておくことも大切です。

雷注意報という名称ではあるものの、雷注意報は落雷やひょう、急な豪雨、突風など激しい突風に伴う気象現象の注意を呼びかける防災情報のことであり、竜巻などの突風が予想されている場合は、その数時間前までに竜巻等と明記して発表されます。

気象庁では、危険の度合いに応じて、注意報・警報・特別警報のいずれかの防災情報を発表していますが、雷関連では警報以上の防災情報は現時点ではありません。

竜巻注意情報

竜巻注意情報とは、竜巻発生の危険性が差し迫っている場合に発表される防災情報のことであり、前述した雷注意報を補足する情報として気象庁や各地の地方気象台が発表します。

竜巻注意情報は、竜巻が発生する直前から1時間前に発表され、発表から1時間が有効ですが、危険な状態が続く場合は、再び竜巻注意情報が発表されます。

通常は竜巻発生の直前から1時間前に発表される防災情報ですが、気象庁や消防の職員が確認したり、消防へ竜巻発生の通報があった場合は「目撃情報あり」と※竜巻の発生を迅速に伝える場合もあるため、できれば竜巻注意情報が発表される前にはいつでも防災行動を開始できるようにしておくことが望ましいです。

竜巻注意情報で発表されている竜巻発生の危険性が高まっている詳細な地域は、次に説明する竜巻発生確度ナウキャストで併せて確認しましょう。

※気象庁の発表よりも後述する「FASTALERT」の方が素早く目撃情報を把握できる場合があります

竜巻発生確度ナウキャスト

竜巻発生確度ナウキャストとは、10km四方の領域ごとに竜巻発生の危険性を以下の2段階で表した防災情報のことであり、予測した1時間以内の状況を10分ごとに更新しているのが特徴です。

【発生確度1(黄色で色分け)】
竜巻などの激しい突風が発生する可能性があり、予測の的中率は1〜7%、捕捉率は80%程であり、見逃しは少ない

【発生確度2(オレンジ色で色分け)】
竜巻などの激しい突風が発生する可能性があるために注意しなければならず、予測の的中率は7〜14%、捕捉率は50〜70%程で、竜巻注意情報の対象となる

上記はあくまでも竜巻などの突風が発生する可能性の度合いを示したものであり、発生から被災するまでの時間的な危険性を表したものではなく、いずれの場合も竜巻などの突風が発生しやすくなっていることには変わりありません。

リスク情報を早期把握できるFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

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最後に

特に夏から秋にかけて多く発生が確認されている竜巻が万が一、襲来した場合は、オフィスなど建物の全半壊や社員の負傷など深刻な被害を受けてしまうリスクがあるため、竜巻に関する防災情報を把握した上で直ちに安全確保をする必要があります。

この記事を参考に、平時から竜巻対策を徹底した上で有事の際には竜巻注意情報などを確認した上で的確な防災行動を開始しましょう。

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