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メカニズムによって分類される3種類の地震と企業における主な地震対策


目次[非表示]

  1. 1.地震によって受ける企業の主な悪影響
  2. 2.地震が発生するメカニズム
  3. 3.3種類に分類される地震
    1. 3.1.海溝型地震
    2. 3.2.内陸型地震(直下型地震)
    3. 3.3.火山性地震
  4. 4.企業における主な地震対策
    1. 4.1.BCP・防災マニュアルを策定しておく
    2. 4.2.防災グッズを備蓄しておく
    3. 4.3.ハザードマップを確認する
    4. 4.4.オフィス内に安全対策を施す
  5. 5.リスク情報を早期把握できるFASTALERT
  6. 6.最後に

日本では頻繁に地震が発生しており、状況によっては事業に壊滅的な被害を与えるおそれがあるため、平時のうちに可能な限りの対策をしておく必要がありますが、これから地震対策に取り組もうと考えている担当者の中には、地震の種類が分からずに困っている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では地震がもたらす事業への被害や発生するメカニズム、地震の種類などを説明していきます。

この記事を読むことで地震の種類を把握した上で的確な対策に取り組むためのヒントが分かるので、ぜひ参考にしてください。

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地震によって受ける企業の主な悪影響

日本列島の下には、北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレートの4つのプレートが集まっているために、世界有数の地震大国として知られており、毎年のように地震が発生しています。

「いつものことだから」と十分な地震対策を導入していない状態で地震に巻き込まれた場合、事業に主に以下の被害を受けてしまうおそれがあります。

  • 地震の揺れや液状化現象、火災などによって、オフィスや設備、機器が損傷し、休業が余儀なくされてしまう
  • 道路の損傷や倒壊した建築物などの瓦礫によって、サプライチェーンが途絶してしまう
  • サプライチェーンの途絶や休業によって利益が出ない中、納期遅延に伴う契約上のペナルティや顧客離れが発生してしまう
  • 建築物や道路、設備などの損傷によって、公共交通機関が運行停止し、社員が通常通りに出社できなくなる
  • 大きな揺れに伴って、オフィス家具が倒れ、社員が重軽傷を負ってしまう
  • 地震の揺れによる水道管の破裂など設備の損傷によって、電気・水道・ガスが途絶してしまう
  • 十分な地震対策を導入していなかったことに対するステークホルダーからの批判と信用低下 など

被害の状況によっては、最悪は業績が悪化する状況の中で莫大な復旧コストが発生することで、復旧の目処が立たずに倒産へ繋がってしまうおそれがあるため、平時のうちに可能な限りの対策を導入しておくことが望ましいです。

地震が発生するメカニズム

プレートテクトニクスという現在では地震が発生するメカニズムの基盤となっている説では、地球を覆う厚さ10〜200kmのプレートがマントルの動きに合わせて、年間数cmほど動いています。

このプレートの運動によって、プレート同士にひずみが少しずつ蓄積されていき、これが限界に達した場合、破壊などの力が働くことで地震が発生してしまうのです。

また、このひずみがリセットされた後もプレートは少しずつ動いているために、地震は定期的に引き起こされます。

今回は簡易的な説明となりましたが、さらに詳しく地震のメカニズムを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

  日本で頻発する地震の仕組みと被災した場合に受ける事業への悪影響 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス この記事では地震の仕組みと発生した場合に起こる事業への被害、企業における主な対策などを説明していきます。地震の理解が深まるので、ぜひご覧ください。 FASTALERT | AIリスク情報配信サービス


3種類に分類される地震

地震は、発生するメカニズムによって、海溝型地震・内陸型地震(直下型地震)・火山性地震の3種類に分類されています。

それぞれの種類と特徴は、以下のとおりです。

海溝型地震

海溝型地震とは、大陸プレートと海洋プレートの運動によって発生する地震のことであり、後述する内陸側地震よりもマグニチュードが大きいことがほとんどで、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいくにつれて、ひずみが蓄積されていき、やがて耐えきれなくなると、大陸プレートが元の位置に戻ろうと跳ね上がることで、地震が発生してしまうのです。

海溝型地震は陸地に向かうにつれて、エネルギーが衰えていくためにマグニチュードは大きくても、揺れによる建築物などの被害は小さくなる傾向があるものの、震源地が沖合のために2011年の東日本大震災のように地震直後に津波が襲来してしまう危険性があります。

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内陸型地震(直下型地震)

内陸型地震とは、都市部の直下が震源地となって発生する地震のことであり、海溝型地震よりもマグニチュードは小さく、揺れる時間も短いものの、震源地が浅い場合は、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)などのように建築物の倒壊など都市部に甚大な被害を与えてしまうおそれがあります。

内陸型地震は、大陸プレートが海洋プレートに圧迫されることで、大陸プレート内部の断層にひずみが蓄積されていき、それが限界に達すると、強度の弱い断層が破壊によるズレが生じることで、引き起こされてしまうのです。

また内陸型地震が発生した場合は前触れもなく、大きな縦揺れが起きるため、緊急地震速報の発表が間に合いません。

火山性地震

火山性地震とは、火山の噴火やマグマの活動などによって発生する地震のことであり、通常の地震に伴う前震・余震は発生せず、本震のみが発生するのが大きな特徴です。

周期が短く、地震波形がはっきりしたものはA型地震、周期が長く、地震波形が不明瞭なものはB型地震と分類されており、多くの場合は人間が揺れを感じることができない無感地震ですが、稀に被害が出る揺れが発生するケースもあります。

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企業における主な地震対策

地震が発生した場合、状況によってはその後の事業継続に壊滅的な被害を与えてしまうおそれがあるため、平時のうちに可能な限りの地震対策を導入して、被害を最小限に抑えることが重要です。

この章では、企業における主な地震対策を説明していくので、これから地震対策に取り組もうと考えている企業担当者はぜひ参考にしてください。

BCP・防災マニュアルを策定しておく

地震による事業への被害を最小限に抑えるために、あらかじめBCP・防災マニュアルを策定しておきましょう。

BCPとは、災害や事故など企業におけるリスク発生時にその被害を最小限に抑えて、事業の継続または早期復旧を図るための計画のことであり、あらかじめリスク発生時に行う最善の対応を定めておくのが特徴です。

もしBCPや防災マニュアルを策定していない状態で被害を受けた場合は、すみやかに対応できないことで被害が拡大してしまうおそれがあるため、事前に策定しておきましょう。

詳しくBCPを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

  企業におけるBCP(事業継続計画)の概要と導入する必要性 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス この記事では企業の防災担当者のためにBCPの概要とその必要性などを説明していきます。BCPを策定する意義が分かるので、ぜひご覧ください。 FASTALERT | AIリスク情報配信サービス
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防災グッズを備蓄しておく

大規模な地震が発生した場合は、避難生活を余儀なくされてしまうおそれがあるため、事前に防災グッズを備蓄しておきましょう。

一般的に電気・水道・ガスのライフラインの復旧や人命救助が落ち着くまでに3日程度かかると言われているものの、広範囲にわたって深刻な被害を受けた場合は復旧と避難生活が長期化するおそれがあるため、1週間分以上の防災グッズを備蓄しておくことが望ましいです。

企業に防災グッズの備蓄が求められている法的な理由や防災グッズの種類を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

  3日分の非常食などの防災グッズが企業に求められている理由 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス この記事では3日分の非常食の備蓄が求められている理由と用意しなかった場合の企業のリスクなどを説明していきます。3日分の非常食が必要な理由が分かるので、ぜひ参考にしてください。 FASTALERT | AIリスク情報配信サービス
  万が一のために本当に必要な防災グッズの種類とリスト一覧 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス この記事では備蓄するべき防災グッズの概要と必要な防災グッズのリストなどを説明していきます。この記事を読むことで防災グッズの理解が深まるので、ぜひ参考にしてください。 FASTALERT | AIリスク情報配信サービス


ハザードマップを確認する

地震による被害状況を目安として把握するために、あらかじめハザードマップを確認しておきましょう。

ハザードマップとは、過去の災害履歴に基づいて災害発生時の被災状況やその範囲、安全な避難場所などを記載した地図のことであり、地震や水害など災害の種類別に国土交通省や自治体のHPで公開されています。

ただし、あくまでも記載されている情報は予見であり、状況によっては安全とされていた場所も被災してしまうリスクがあるため、最新の防災情報を把握した上で臨機応変に対応することが重要です。

  ハザードマップはなぜ重要か?〜あらゆるリスクは「まさか」を上回って襲う〜 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス


オフィス内に安全対策を施す

東京消防庁の「なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要なの?」で説明されていますが、近年の地震で発生した負傷原因の30〜50%は家具の転倒・落下・移動であるため、事前にオフィス家具などに主に以下の安全対策を行いましょう。

  • オフィス家具を可能な限り、壁につけてL字金具とボルトなどで固定する
  • 収容物の飛び出しを防ぐために耐震ラッチ付きの家具を選ぶ
  • ガラス片による負傷を防ぐために、窓ガラスやガラス扉に飛散防止シートを貼る
  • 迅速な避難を実現するために、避難経路付近には物を置かない など

より詳しくオフィス内の安全対策を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

  地震対策の一環として企業がオフィス家具の固定などを行うべき理由 | FASTALERT | AIリスク情報配信サービス この記事では地震に備えて行うべきオフィス家具の安全対策と安全対策を行うべき法的な理由、主なオフィス家具の固定方法などを説明していきます。地震対策の理解が深まるので、ぜひご覧ください。 FASTALERT | AIリスク情報配信サービス


リスク情報を早期把握できるFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

弊社ではFASTALERTの紹介資料やSNSで炎上が起きる理由など、企業や自治体の防災担当者が抱えるお悩みを解決するために防災に関する資料を幅広く用意しています。

詳しくご覧になりたい方は、「防災お役立ち資料」から資料をお気軽にダウンロードしてください。

最後に

地震によって被災した場合、状況によっては復旧の目処が立たずに倒産へ繋がってしまうおそれがあるため、平時のうちに可能な限りの地震対策に取り組んでおく必要があります。

この記事を参考に海溝型地震・内陸型地震・火山性地震への理解を深めて、最善と考えられる地震対策を導入しておきましょう。

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