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企業で進む働き方改革と今後のために行うべき企業の防災対策4選

テレワークや短時間勤務制度など多くの企業で働き方改革が進んでいますが、働き方改革における防災対策をどのように考えるべきなのかと悩んでいる担当者も中にはいるでしょう。

今回はそんな方のために働き方改革の概要と働き方改革における企業の主な防災対策を説明していきます。この記事を読むことで働き方改革における防災対策の理解が深まるので、ぜひ参考にしてください。


コロナ禍で進む企業の働き方改革

働き方改革の概要

新型コロナウイルスが蔓延する今の状況下では、テレワークやフレックスタイムの実施など日本政府が進める働き方改革が着実に進んでいます。働き方改革とは、一億総活躍社会実現に向けて労働環境を見直す取り組みのことです。

厚生労働省が発表する「労働施策基本方針」によれば、長時間労働の是正や柔軟な働き方がしやすい環境の整備などが目指されており、具体的には主に以下の取り組みを実施している企業が増えています。

  • テレワーク
  • フレックスタイム制度
  • 短時間勤務制度
  • 育児休暇制度 など

この働き方改革が政府によって掲げられている最大の理由には、少子高齢化があります。厚生労働省の「(参考資料)働き方改革の背景」によれば、日本の人口は2065年には総人口が9,000万人を下回り、38%台の高齢化率になると推測されており、労働者の数が減ることで経済の衰退へつながっていくと考えられているのです。

この状況を解決するためには労働環境改善による生産性の向上、採用の拡大、出生率向上による将来の労働者の確保の3点が必要不可欠であり、これを実現するために前述したような制度が実施されています。

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働き方改革における防災

防災グッズ

前述したように現在は大企業・中小企業問わずに働き方改革に取り組む企業が多くなっていますが、これに伴って従業員の安全を確保するためには働き方改革に対応する防災へ変化させなければなりません。

例えば働き方改革の一環として進んでいる在宅勤務でのテレワークやフレックスタイム制度ですが、災害はいつどこで発生するのか分からず、場合によっては多くの従業員がオフィスを離れている場合に起こるケースも想定されます。

企業には以下の労働契約法第5条で従業員に対する安全配慮義務が法的に課せられており、予見される災害に対してはできうる限りの対処をしなければならないのです。

【労働契約法第5条】
使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする

予見していたにも関わらず、対策を怠ったことで従業員が被害を受けてしまった場合、安全配慮義務違反として法的責任を問われ、損害賠償金を支払う必要がありますが、これは災害発生時も例外ではありません。

テレワークやフレックスタイム制度、短時間勤務制度などによって従業員がオフィスにいない状況でも従業員の安全確保が求められており、最善の対応をすることが重要です。

働き方改革で行うべき企業の主な防災対策

BCP

では、具体的に働き方改革における防災対策をどのように考えていけば良いのでしょうか。この章では働き方改革で実施するべき主な防災対策を説明していくので、特にどのような防災対策を行うべきなのか悩んでいる担当者はぜひご覧ください。

安否確認の手段を確保する

災害発生時に従業員の状況を把握するために安否確認の手段を事前に確保しておきましょう。電話などで十分だと考えている担当者も中にはいるかもしれませんが、東日本大震災などの事例のように自然災害が発生すると安否確認のために電話が混雑することで回線が輻輳状態に陥り、一時的に利用できなくなるケースが頻繁に確認されています。

そのため、迅速に安否確認をとるために法人向けSNSを導入するなど別の手段を確保しておくことが重要です。

また安否確認サービスをオフィス内だけで操作できるようにしてしまうと大規模な災害が発生した場合に迅速に安否確認できないおそれがあるため、インターネットブラウザを利用したサービスなどどのような場所でも操作できるサービスを導入した上で、異なる地域に住む複数の安否確認担当者を選定しておきましょう。

防災グッズを確保する

災害発生時に従業員が安全に避難生活を送れるようにオフィスなどに防災グッズを確保しておきましょう。一般的に電気・水道・ガスのライフラインや人命救助が落ち着くまでに3日程度かかると言われています。大規模な災害が発生し避難生活が長期化する場合も想定し、3日分を余裕をもって1週間分の防災グッズを備蓄しておきましょう。

企業の場合、東日本大震災で約515万人の帰宅困難者が発生し、様々なトラブルへ繋がったことから以下の東京都帰宅困難者対策条例などで帰宅困難者となった従業員の一時的な帰宅の抑制やオフィスで安全に過ごすことを目的とした防災グッズの備蓄などが求められています。

【東京都帰宅困難者対策条例条例17号】
事業者に従業者の一斉帰宅の抑制と従業者の3日分の食糧等の備蓄についての努力義務を課します

現時点では努力義務であり、違反してもこの条例に関する罰則を特に受けることはありませんが、企業にはこの条例とは別に前述した労働契約法第5条で従業員に対する安全配慮義務が課せられているので、可能な限り多くの防災グッズを確保しておきましょう。

また災害はいつどこで発生するのか分からず、コロナ禍や働き方改革でテレワークやフレックスタイム制度が広まっている状況なので、従業員の自宅にも防災グッズを用意するように促すと安心です。

BCP・防災マニュアルを策定する

災害発生時に事業を守るためにあらかじめBCP・防災マニュアルを策定しておきましょう。BCPとは、自然災害や事故などのリスク発生時に事業の継続または早期復旧を図るための計画のことです。

BCP・防災マニュアルには、リスク発生時の対応を具体的に定めておきますが、もし策定していない状態のまま、リスクが発生すると混乱が生じることで適切な対応がとれず、事業の早期復旧が図れないばかりか、対応が遅れることで被害が拡大してしまうおそれがあるため、事前にBCP・防災マニュアルを策定しておくことが大切です。

詳しくBCPと防災マニュアルを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

リスク情報を把握する

リスクによる被害を最小限に抑えるためには災害や事故などのリスクを迅速に把握し、直ちに初動対応を始めることが重要です。そのためには平時のリスク情報の収集が欠かせず、リスクの把握が遅れるとその分、初動対応の開始も遅くなってしまうため、被害の拡大へつながるおそれがあります。

企業を取り巻くリスクには自然災害だけでなく、システム障害や異物混入など多くの種類があり、企業を守るために多くのリスクを把握しようとすればするほど、それに比例して人的・時間的・金銭的コストがかかっていきます。

また自社や取引先の内部で発生したリスクならまだしも外部で起きたリスクを人の目だけで追うとどうしても必要な情報の取り漏らしが発生してしまうため、やはり限界があります。

では、どのように事業を取り巻くリスク情報をスムーズに収集していけば良いのでしょうか。近年、人的・時間的コストをかけずに様々なリスク情報を迅速に収集するために企業や自治体でFASTALERTなどのAI緊急情報サービスが導入されています。

BCPや防災対策などを目的としてすでに全ての民放キー局や大手報道機関、一般企業、自治体で幅広く導入されているFASTALERTによって迅速なリスク情報の収集と初動対応を開始することができるのです。

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迅速なリスク情報の収集は事業の被害を抑えるための初動対応を開始する上では必要不可欠なので、リスク情報の収集をスムーズに行いたいとお考えの担当者さまは、ぜひFASTALERT基本紹介資料から資料をお申し込みくださいませ。

最後に

テレワークやフレックスタイム制度の導入など、着実に働き方改革に取り組む企業が増えていますが、働き方改革に取り組みつつも、従業員がオフィスにいない場合に自然災害が発生した際の対応などを明確に定めておくことが大切です。

この機会に働き方改革における防災対策を考えておきましょう。

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