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役割がそれぞれ異なる避難所の種類と安全な避難先を選ぶ基準


目次[非表示]

  1. 1.状況によっては避難所へ向かう必要がある
  2. 2.6種類の避難所
    1. 2.1.一時集合場所
    2. 2.2.一時滞在施設
    3. 2.3.災害支援ステーション
    4. 2.4.広域避難場所
    5. 2.5.指定避難所(一次避難場所)
    6. 2.6.指定緊急避難場所
  3. 3.避難先を決めるための3つのポイント
    1. 3.1.防災情報で状況を把握する
    2. 3.2.適量の防災グッズがあるか確認する
    3. 3.3.場合によっては垂直避難も検討する
  4. 4.リスク情報を早期把握できるFASTLERT
  5. 5.最後に
  6. 6.関連お役立ち資料集

コロナ禍の現在では自宅など従来の避難所以外にも様々な場所へ避難する分散避難が求められています。

ただ、避難先の選択肢が増えましたが、決して避難所が役割を失ったわけではないため、自分たちで安全な避難先を判断しなければならず、どのように避難先を選べば良いのか困っている方も中にはいるのではないでしょうか。

そこで本記事では避難所へ向かった方が良いケース、主な避難所の種類、安全な避難先を考える基準などを説明していきます。

この記事を読むことで安全な避難先を選ぶ上での参考になるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

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状況によっては避難所へ向かう必要がある

新型コロナウイルスが蔓延している現在のコロナ禍では、避難所でのフィジカルディスタンス(身体的距離)を確保するために自宅や知人宅、ホテルなど様々な場所へ分散して避難する分散避難が推奨されています。

しかし、あくまでも分散避難は従来の避難所以外の場所も避難先として考慮するべきという意味であるため、どのような状況でも避難所には向かわなくても良いということではありません。

例えば災害が差し迫っていて、自宅や知人宅にも深刻な被害が及ぶ可能性が高い場合は、すばやく避難所に向かう方が安全なケースもあるので、安全確保のためには防災情報などで状況をよく確認した上で適切な避難先をすみやかに判断する必要があります。

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6種類の避難所

一口に避難所と言っても、その種類と役割は様々なので、災害発生時に備えて目的にあわせた避難所をあらかじめ把握しておくことが大切です。

この章では、主な避難所の種類を説明していくので、ぜひ参考にしてください。

一時集合場所

一時集合場所とは、災害発生時に避難所に向かう前に様子見で一時的に立ち寄るための場所のことで、通常は避難生活など長期の滞在は想定されていません。

自治体によって、学校のグラウンドや神社・仏閣、公園などが一時集合場所として指定されています。

一時滞在施設

一時滞在施設とは、大規模な災害によって公共交通機関が麻痺した際に帰宅困難者が3日程度、滞在するための施設のことです。

市民会館や学校、展示場などが一時滞在施設として指定され、水や帰宅支援情報、ブランケットの提供などを行なっています。

災害支援ステーション

災害支援ステーションとは、大規模な災害発生時に帰宅困難者が一時的に立ち寄れる施設のことです。

コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどが災害支援ステーションとして指定されており、一時滞在施設と似た役割を持ちますが、あくまでも災害支援ステーションは帰宅をサポートするための施設であるため、長時間、滞在することはできません。

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広域避難場所

広域避難所とは、大規模な地震や二次災害である火災によって地域全体に危険が差し迫った場合に移動する場所のことです。

周囲に耐火構造物がある、または延焼火災を防止できる10ヘクタール以上(東京ドーム2個以上)の大規模な大学、空き地などが広域避難場所として指定されています。

指定避難所(一次避難場所)

収容避難場所とは、地震や台風などの災害によって被災した地域住民が避難生活を送るための施設のことであり、宿泊や炊き出しや物資、情報の提供を行なっています。

公民館や学校の体育館などが収容避難場所として指定されており、地域防災拠点とも呼ばれています。

指定緊急避難場所

指定緊急避難場所とは、深刻な被害をもたらす災害から一時的に身を守るための施設のことであり、津波や地震、土砂崩れなど災害の種類ごとに最適な環境が整った施設が定められています。

災害発生時の状況を過去の災害履歴に基づいて推測したハザードマップでは、指定緊急避難場所がどの種類の災害に対応しているのかをマーク(ピクトグラム)で示されているので、あらかじめ確認しておきましょう。

ハザードマップがリスクの特定で重要な理由とその基礎知識

混同しがちな防災におけるピクトグラムの意味とその一覧

避難先を決めるための3つのポイント

前述したように災害発生時は、安全確保のために今の状況に基づいて、最善と考えられる避難先をすみやかに判断する必要がありますが、どのような観点で避難先を考えれば良いのでしょうか。

この章では、避難先を考える上で重要となるポイントを説明していくので、ぜひ読み進めてください。

防災情報で状況を把握する

災害の状況や発生するタイミングに基づいて最善と考えられる防災行動を行うためには、十分に自治体や報道が発表する防災情報を正確に把握しておくことが大切です。

自分が置かれている状況を過小評価してしまう人間の基本的な防衛反応のことを正常性バイアスと呼びますが、十分に情報収集を行わずに「きっと大丈夫」と状況を見誤った場合は安全な場所へ移動できずに被災してしまうおそれがあります。

そのため、防災情報を正確に調べた上で、どの避難先に向かうべきなのかを十分に検討しましょう。

今回は簡易的な説明となりましたが、正常性バイアスをさらに知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

発災時の正常性バイアスが招くリスクと悪影響を防ぐ対策

適量の防災グッズがあるか確認する

安全な場所へ移動する際は、避難先に避難生活を送る上で必要不可欠となる十分な量の防災グッズが備蓄されているかどうかを考えておかなければなりません。

例えば、自宅で災害から身を守る在宅避難を選ぶ場合は、適量の防災グッズが確保されていることが前提条件となり、十分な量の防災グッズを用意していなければ自宅で安全に避難生活を送れないリスクがあるのです。

防災情報で自宅が安全であり、十分な量の防災グッズを備蓄していれば在宅避難も選択肢として考えることができますが、そうではない場合は避難所など別の安全な場所へ向かいましょう。

詳しく用意するべき防災グッズの種類や量を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

万が一のために本当に必要な防災グッズの種類とリスト一覧

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場合によっては垂直避難も検討する

垂直避難とは、命を守るために今いる建物の可能な限り上層階へ避難することです。

被災するまでに猶予がある場合は、今いる場所から可能な限り離れた安全な場所へ移動する水平避難が基本的に望ましいですが、状況が急変した、すでに災害が発生している、夜間で見通しが悪い、といった場合は垂直避難の方が安全なケースもあります。

そのため、外に出ると返って危険な状態に陥ってしまうことが分かっていれば、垂直避難も検討しましょう。

リスク情報を早期把握できるFASTLERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

弊社ではFASTALERTの紹介資料やSNSで炎上が起きる理由など、企業や自治体の防災担当者が抱えるお悩みを解決するために防災に関する資料を幅広く用意しています。

詳しくご覧になりたい方は、「防災お役立ち資料」から資料をお気軽にダウンロードしてください。

最後に

新型コロナウイルスの感染拡大が続くコロナ禍の現在では分散避難が推奨されており、安全確保のためには自分たちですばやく最善と考えられる避難先を判断することが重要ですが、もし状況を見誤ってしまった場合は、被害に巻き込まれてしまうおそれがあります。

この記事を参考に、災害発生時に備えて安全確保のために適切な避難先へ向かえるようにしておきましょう。

関連お役立ち資料集

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