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噴火速報など火山噴火に関する主な防災情報と噴火がもたらす事業への被害

火山が噴火した場合は、すみやかに的確な防災行動を開始することが重要であり、実現する上では噴火速報などの防災情報を十分に把握しておくことが欠かせません。

火山に関する防災情報には噴火速報などがありますが、これから火山対策に取り組もうと考えている方の中にはどのような種類の防災情報があるのか分からずに困っている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では火山の噴火がもたらす事業への悪影響や火山噴火時の二次災害、火山に関する主な防災情報などを説明していきます。

この記事を読むことで火山に関する防災情報の理解が深まるので、ぜひご覧ください。

火山の噴火が引き起こす事業への壊滅的な被害

世界有数の火山列島とも呼ばれる日本では、現時点で世界の活火山の7%にあたる111箇所の活火山が存在しており、このうち50箇所は安全のために常時観測火山として24時間体制で監視されています。

もし火山が噴火した場合は、広範囲にわたって事業に以下の深刻な被害が発生するおそれがあるため、火山の噴火による被害を受ける地域に事業所がある場合は平時のうちに可能な限りの対策を導入しておかなければなりません。

  • 火山灰による事業所や設備の損傷に伴って、休業を余儀なくされてしまう
  • 火山灰の積灰による鉄道や航空機などの公共交通機関の運行停止や自動車の走行不能によって、サプライチェーンが途絶してしまう
  • サプライチェーンの途絶や休業によって、契約で定めた納期遅延のペナルティの発生や顧客離れが起きてしまう
  • 火山灰の積灰によって電線などの設備が損傷することで停電が発生し、業務を円滑に行えなくなってしまう など

最悪は上記の被害によって、休業によって利益が減少していく中、莫大な復旧コストが発生することで復旧の目処が立たずに倒産してしまうおそれがあるため、あらかじめ最善と考えられる対策を導入しておきましょう。

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火山の噴火に伴う主な二次災害

もし火山が噴火した場合は、噴石や溶岩流などの発生によって、前述した深刻な被害が発生してしまうおそれがあります。

火山の噴火に伴って発生する主な二次災害は、以下のとおりです。

【噴石・火山灰】
噴石とは、火山噴火に伴って放出される岩石の総称のことであり、直径2mm未満の小さな噴石は火山灰と呼ばれ、数十km〜数百km先までと広範囲にわたって公共交通機関の麻痺や建築物の損傷などを引き起こす

【火砕流】
火山噴火によって混ざり合った火山灰や岩石、マグマなどが猛スピードで流れ下る事象のことであり、約400〜1,000℃の温度の火砕流が時速約100kmで迫ってくるため、発生を確認してからでは避難が困難

【溶岩流】
火山噴火によって地下にある溶岩が流れ下る事象のことであり、約1,000℃の高熱で森林や建築物などを燃え上がらせていく。溶岩流のスピードは溶岩の粘り気と火山の傾斜に大きく影響され、粘り気が強く、斜面が緩やかであればスピードが遅く、徒歩による避難も可能

【火山泥流】
火山噴火に伴って、蓄積された火山灰や軽石など高温の火山砕屑物と豪雨や湖の水が混じり合って流れ下る事象のことであり、場合によっては時速60km以上の速度で広範囲にわたって、建築物や道路などに壊滅的な被害をもたらす

噴火速報など火山噴火に関する主な防災情報

火山噴火の危険性が高まっている場合は、身の安全を確保するために、すみやかに火山噴火に関する防災情報を把握して、的確な防災行動を開始する必要があります。

この章では、火山噴火に関する主な防災情報を説明していくので、ぜひ参考にしてください。

噴火警報・予報

噴火警報・予報とは、火山噴火に伴って、生命に危険をもたらす火山災害が発生すると予想される場合に発表される防災情報のことであり、危険なエリアを明記して気象庁が発表しています。

火山噴火に伴う火山災害の危険性が高い場合は噴火警報、警報に及ばない場合は噴火予報が発表されており、噴火警報は別の災害の特別警報に該当する情報として扱われており、次に説明する噴火警戒レベルとあわせて発表される場合があります。

噴火警戒レベル

噴火警戒レベルとは、火山災害の状況に応じて市民が的確な防災行動を開始できるようにするために発表する防災情報のことであり、以下の5段階で発表されます。

【レベル1(活火山であることに留意)】
噴火予報に該当し、火山活動が静穏であるものの、状況によっては火口内で火山灰の噴出などがある

【レベル2(火口周辺規制)】
噴火警報(火口周辺)または火口周辺警報に該当し、火口周辺に影響をもたらす噴火が発生、または発生すると予想される

【レベル3(入山規制)】
噴火警報(火口周辺)または火口周辺警報に該当し、居住地域の近くまで生命の危険をもたらす噴火が発生、または発生すると予想される。状況に応じて、要配慮者は避難の準備を始める

【レベル4(避難準備)】
噴火警報に該当し、居住地域に重大な被害をもたらす噴火が発生すると予想される場合に発表され、避難の準備をする必要がある

【レベル5(避難)】
噴火警報に該当し、居住地域に重大な被害をもたらす噴火が発生、もしくは切迫している場合に発表され、すみやかに避難が必要

降灰予報

降灰予報とは、火山噴火によって火山灰がどの地域にどの程度の量が降るかを予測も含めて伝える防災情報のことであり、以下の定時・速報・詳細で火山灰の状況を発表しているのが特徴です。

【定時】
降灰が予想される場合に3時間区切りで18時間先までの範囲を知らせる

【速報】
噴火発生から1時間以内に予想される降灰量や小さな噴石の落下範囲を知らせる

【詳細】
噴火発生から6時間先まで(1時間ごと)に予想される降灰量の分布や降灰開始時刻を知らせる

火山ガス予報

火山ガス予報とは、火山の噴火などによって有毒な火山ガスの濃度が高まる居住地域を発表する防災情報のことであり、火山名や対象の地域、3時間ごとの状況、風の予報を記載しているのが特徴です。

現時点では三宅島のみが対象となっているものの、将来的に活火山の活動状況によっては他の活火山も対象になるとされています。

噴火速報

噴火速報とは、火山の噴火を登山者や周辺地域の住民に知らせる防災情報のことであり、火山の噴火を端的に素早く知らせるために噴火した火山名と噴火した時間のみを知らせるのが特徴です。

噴火速報はテレビやラジオ、携帯電話などで把握することができ、もし発表された場合はすみやかに防災行動を開始する必要があります。

リスク情報を早期把握できるFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

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最後に

日本にある活火山は常時監視されていますが、もし噴火した場合は壊滅的な被害をもたらすおそれがあるため、平時のうちに可能な限りの対策を導入した上で、防災情報に基づく的確な対応を開始する必要があります。

この記事を参考に、火山噴火に関する防災情報の理解を深めて、有事の際に最善と考えられる対応を開始できるようにしておきましょう。

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