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災害フェーズに沿って防災対応を定めるべき理由と主な対応

災害発生時に時系列で的確な対応を取るために防災マニュアルで定めた対応がフェーズで区分されている場合があります。

しかし、中には防災対応をどのようにフェーズで区分すれば良いのか分からず困っている防災担当者もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では災害におけるフェーズの概要とフェーズごとに行う主な防災対応などを説明していきます。

この記事を読むことで防災対応をフェーズで区分するためのヒントが分かるので、ぜひ参考にしてください。

災害におけるフェーズとは

災害発生時におけるフェーズとは、初動対応から復旧期までの期間を段階別に分類したもので、フェーズ別に防災対応を定めているのが特徴で、医療や自主防災組織、自治体などでは、防災マニュアルにフェーズが記載されていることが多いです。

業種によって必要なフェーズは異なるため、区分の仕方は統一されていませんが、フェーズに合わせた対応を的確に取ることが求められています。

災害の発生から時間経過と共に必要な対応は異なるため、区分したフェーズの中で防災対応を定めることで事前にどのような行動を取るべきなのか分かります。

災害発生時は何が起こるのか分からず、臨機応変に対応する必要がありますが、どのような対応が求められているのかを把握するために防災マニュアルに各フェーズに分類した防災対応を記載しておくと良いでしょう。

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災害発生時の主な3段階のフェーズと行うべき対応

フェーズは、業種などによって分類のされ方は異なりますが、どのような段階があるのでしょうか。

この章では主なフェーズと段階別の対応を説明していくので、業種などによってフェーズの区分や定めるべき対応は異なりますが、フェーズを考える上での参考にしてください。

【フェーズ1】初動期(72時間以内)

フェーズ1の初動期では、被害の拡大を防ぐために災害の発生から72時間以内の防災対応を定めます。

災害発生直後は想定外の事態が多数発生するおそれがありますが、可能な限り被害の拡大を防ぐために多くの対応をしなければなりません。

このフェーズ1で主に定めるべき主な対応は、以下のとおりです。

  • BCPの発動
  • 安否確認
  • 安全な場所への避難
  • 被害状況の確認
  • 情報収集と関係組織への共有
  • 災害対策本部の設置
  • 事業継続や早期復旧を図る対応
  • 避難所の状況確認と設立(自治体や保健医療活動の場合)など

業種や考え方によっては、このフェーズ1の前にフェーズ0を設けている場合があり、フェーズ0では24時間以内の対応、フェーズ1では72時間以内の対応と区分されています。

【フェーズ2】応急期(2週間以内)

フェーズ2の応急期では、初動期が終わってから2週間までの防災対応を行います。

フェーズ2で定める対応は、主に以下のとおりです。

  • 情報収集と関係組織への共有
  • 事業継続や早期復旧を図る対応
  • 支援や受援体制の確立
  • 必要に応じて関係組織への連絡 など

フェーズ2は被害の拡大を防ぐ初動対応が終わる約3日後の防災対応を中心に行いますが、BCPに基づく事業継続や被災からの早期復旧を図るために様々な防災対応を進めていく必要があります。

事業継続または早期復旧を図るための計画であるBCPを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

事業を守るためには決して欠かせないBCPを策定するための4つのポイント

【フェーズ3】復旧期(2週間以降)

フェーズ3の復旧期では、応急期が終わってから通常業務へ移行するための対応を行います。

フェーズ3で定める主な対応は、以下のとおりです。

  • 通常業務の再開
  • 損傷した設備などの復旧
  • 防災対応やBCP・防災マニュアルの見直しなど

想定外の事態に陥ったことによって、災害に備えて定めた防災対応やBCP・防災マニュアルに潜んでいた落とし穴が発覚する場合があります。

定期的に開催する防災訓練でも見直しは行いますが、災害発生時にしか判断できない対応もあるため、初動対応や復旧対応が落ち着くフェーズ3で見直しておくと良いでしょう。

的確に対応するためにはリードタイムの設定も

災害発生時に的確に対応するためには、フェーズに防災対応を定めるだけでなく、リードタイムも設定しておくと良いでしょう。

リードタイムとは、災害の発生から被災を受けるまでに行う準備のための時間のことで、防災情報で発生もしくは発生が予測される台風・水害・土砂災害などが対象になります。

災害発生のタイミングをゼロアワーとし、ゼロアワーから被災までの時間をリードタイム として定めて、防災対応を進めていきます。

災害発生時は想定外の事態に陥る場合もあるため、臨機応変な対応が求められますが、リードタイムを設定していない、もしくはリードタイムが曖昧な状態だと防災対応が遅れることによって被害が拡大してしまうおそれがあるため、注意しましょう。

詳しくリードタイムを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

災害発生時における防災対応の時間は適切?状況に応じたリードタイムを設定する上での鉄則

リスク情報の早期把握に役立つFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

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最後に

災害発生時は時間経過と共に必要な防災対応は変化していくため、その都度、的確な対応しなくてはなりません。

実際の災害発生時は想定外の事態に陥る場合がありますが、そうした状況の中でも可能な限り的確に対応するためにあらかじめ防災対応をフェーズに区分しておくことが重要です。

この記事を参考に業種に合わせたフェーズで行うべき防災対応を明確にしておくと良いでしょう。

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