スマホ画像

防災力向上に!

ここでしか読めない最新の防災お役立ち資料集

新型コロナウイルス対策における換気の基本と推奨される理由

新型コロナウイルス対策の一環として推奨されている定期的な室内の換気。しかし、なぜ換気が推奨されているのか分からない方も少なからずいるでしょう。

今回はそんな方のために新型コロナウイルス対策である換気の基礎知識と適切な換気を行うためのポイントなどを説明していきます。

この記事を読むことで換気を行う際のヒントになるので、ぜひ参考にしてください。

※現時点(本記事公開時点)の情報を説明していきます。今後の研究結果やデータによって内容が変わるおそれがあるため、ご注意ください。

新型コロナウイルスの感染を防ぐために特に避けるべき3つの密

密閉・密集・密接

現時点で立証されている新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染の2種類があります。それぞれの意味は以下のとおりです。

【飛沫感染】
新型コロナウイルス感染者による咳やくしゃみなどによって飛び散った飛沫(ウイルスを含んだ飛沫)を鼻や口から吸引し、感染することです。
現時点では飛沫の最大飛距離は約2メートルであり、これ以上離れていれば感染しないと考えられています。

【接触感染】
新型コロナウイルス感染者の飛沫に手で接触し、手洗いなどしないままの状態で目・鼻・口などの粘膜に触れると感染することです。
ドアノブや電車のつり革、エレベーターの押しボタンなど不特定多数の方が触れる場所には十分に注意する必要があります。

また厚生労働省が発表する「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」によれば、以下3つの条件を満たす場所で新型コロナウイルスの集団感染が確認されているようです。

  • 換気が悪い空間(密閉空間)
  • 人が密集している(密集場所)
  • 近距離で会話や発声している(密接場所)

日本政府は上記の条件を合わせて3つの密と呼んでおり、特にこの条件に当てはまる場所を避けるように求めています。

防災お役立ち資料集
上記画像をクリックすると「防災お役立ち資料集」のページが開きます。

新型コロナウイルス対策として換気が推奨されている理由

窓

日本政府は前述した3つの密を満たす場所を回避することが集団感染を防ぐ上で重要だと考えており、その一環として換気を推奨しています。

ただし、厚生労働省が発表する『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』でも語られているとおり、密閉空間はあくまでもリスクの1つであって、現時点では換気によって確実に新型コロナウイルスの感染を防止できるとは明らかになっていません。

そのため、換気だけでなく手洗いやマスクの着用などそのほかの対策も徹底的に行いましょう。また新型コロナウイルスによる空気感染を防ぐために換気が必要だと考えている方もいますが、現時点では新型コロナウイルスの空気感染は立証されていません。

NIH(アメリカ国立衛生研究所)が2020年3月24日に発表した「Study suggests new coronavirus may remain on surfaces for days」でも語られているとおり、現時点ではあくまでも新型コロナウイルスによる空気感染の可能性を示唆しているのみであり、どの程度、空気感染が起こる可能性があるのかは研究が進んでいないとしています。

さらに詳しく新型コロナウイルスに関する空気感染の現状を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

換気の頻度と換気経路の確保

換気の頻度

3つの密を避けるために日本政府によって推奨されている換気ですが、どのように換気を行えばいいのか悩んでいる方もいるでしょう。

前述した厚生労働省の『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』によれば、1時間に2回以上(30分に2回以上)、窓を全開して行う換気が推奨されています。

しかし適切な換気の頻度は部屋の大きさやその部屋にいる人数によって異なるため、より正確に換気の頻度を知りたい場合は換気回数を求めると良いでしょう。

換気回数とは、室内に入る外気量を室内の容積で割った数値のことで、1時間あたりに行う換気の回数を判断できます。

換気回数の計算式と換気回数を求めるに当たって必要な必要換気量(最低限換気するべき空気の量)の計算式は、それぞれ以下のとおりです。

【換気回数の計算式】
必要換気量/部屋の容積(㎡)=換気回数

【必要換気量の計算式】
20*部屋の容積(㎡)/1人あたりの占有面積(㎡)=必要換気量

※20は、静かに座っている成人男性のco2排出量に基づいています。

また、きちんと空気を入れ替えるために空気の道筋である換気経路を確保しましょう。例えば1つの窓だけでなく、2つ以上の窓を開けたり、換気扇を回したりすると換気経路を確保できます。

空気洗浄機で十分だと考えている方もいるかもしれませんが、REHVAが発表する「REHVA COVID-19 guidance document, April 3, 2020」によれば、空気清浄機の効果は限定的であり、定期的な換気を増やす方が効果的だとされているため、空気清浄機だけに頼るのではなく、窓を開けるなどの換気を行いましょう。

新型コロナウイルスや自然災害などリスク情報で活躍するFASTALERT

災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

しかし、災害発生時はリソースが限られた状況の中で情報を精査しなければならず、場合によっては対応しきれないおそれがあり、これによって的確な対応ができない可能性があります。

この状況を解決するために自治体や企業では、AI情報収集サービス「FASTALERT」が活用されています。

FASTALERTは、自然災害・事故・事件など自治体や企業におけるリスクが発生した場合にAIが正誤を分析した上でほぼリアルタイムでサービス利用者に提供する仕組みです。

防災お役立ちeBook無料ダウンロード
上記画像をクリックすると「防災お役立ち資料集」のページが開きます。

弊社ではFASTALERTの紹介資料やSNSで炎上が起きる理由など、企業や自治体の防災担当者が抱えるお悩みを解決するために防災に関する資料を幅広く用意しています。

詳しくご覧になりたい方は、「防災お役立ち資料」から資料をお気軽にダウンロードしてください。

まとめ

今回は新型コロナウイルスにおける換気の基礎知識と推奨されている理由などを説明しました。本記事の重要なポイントには、次の3点があげられます。

  • 3つの密を回避するために換気が推奨されている
  • 適切な換気の頻度は換気回数を計算する
  • 空気清浄機の効果は限定的であり、通常の換気の方が有効的だとされている

この記事を参考に適切な換気を心がけましょう。

NewsDigestのご紹介

現在「NewsDigest」では、「新型コロナウイルス 日本国内の最新感染状況マップ・感染者数」特設ページを公開しています。

全国の感染者数状況をグラフ化して、どのメディアよりも最速でお届けいたします。

さらに国や自治体、企業からの発表について、公益の観点から「感染事例が報告された場所の情報」を集約・整理して、地図で確認できるようにしています。(画像は一部加工しています)

※「感染事例が報告された場所の情報」を地図でご確認いただくには、無料スマホアプリのダウンロードが必要です。

>> iPhone版「NewsDigest」
>> Android版「NewsDigest」

×

自然災害や風評など幅広いリスクを一元的に収集・分析するFASTALERT 災害時、必要な情報を素早く入手するには?

スマホ画像