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新型コロナウイルスにおける陽性・陰性の違いとその基礎知識

新型コロナウイルスの陽性や陰性に関するニュースが日々、発表されていますが、いまいち陽性と陰性の違いがよく分からない方も中にはいるでしょう。

この記事ではそんな方のために新型コロナウイルスにおける陽性と陰性の基本や感染を判断するPCR検査などを説明していきます。

この記事を読むことで新型コロナウイルスの状況を把握する上でのヒントになるので、ぜひ参考にしてください。

※現時点(本記事公開時点)の情報を説明していきます。今後の研究結果やデータによって内容が変わるおそれがあるので、ご注意ください。

新型コロナウイルスの症状と感染経路

体温計

CDC(アメリカ疫病予防管理センター)が発表する「Interim Clinical Guidance for Management of Patients with Confirmed Coronavirus Disease (COVID-19)」によると、新型コロナウイルスの潜伏期間は2週間であり、平均では4〜5日で発症するようです。

新型コロナウイルスが発症すると基本的には主に以下の症状が現れます。

  • 37.5度以上の発熱
  • 倦怠感
  • 咳やくしゃみ
  • 嗅覚・味覚障害 など

インフルエンザや通常の風邪と見分けづらいですが、上記の症状が長引くのが特徴であり、重症化すると肺炎や呼吸困難につながるおそれがあります。

また新型コロナウイルスに感染しても少し体調が悪い程度にしか感じられない無症状に陥る場合もあるため、注意が必要です。

現時点で立証されている新型コロナウイルスの感染経路には、飛沫感染と接触感染の2種類があります。それぞれの意味は以下のとおりです。

【飛沫感染】
新型コロナウイルス感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫(ウイルスを含んだ水分)を吸引し、感染することです。
現時点では飛沫の最大飛距離は約2メートルであり、これ以上離れていれば感染しないとされています。

【接触感染】
新型コロナウイルス感染者の飛沫に手で接触し、その状態のまま目・鼻・口などの粘膜に触れると感染することです。
電車のつり革やドアノブ、エレベーターの押しボタンなど不特定多数の方が触れる箇所には十分に注意する必要があります。

詳しく新型コロナウイルスの潜伏期間や無症状を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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新型コロナウイルスの陽性と陰性の違い

陽性と陰性

新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合は、医師の判断で主にPCR検査が行われます。PCR検査とは、採取した粘液などの検体を増幅して確認する検査のことです。

主にこのPCR検査によって新型コロナウイルスの陽性・陰性を判断されますが、新型コロナウイルスを含むウイルスの陽性(陽性反応)とは、検査でウイルスに感染していることを示す反応がある場合を言い、陰性(陰性反応)は反応がない場合のことを指します。

新型コロナウイルスの陽性反応が見られた場合は、厚生労働省が発表する「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」でも語られているように、新型コロナウイルスが検出できなくなるなどきちんと治癒するまでは新型コロナウイルス感染者として入院・隔離が必要になるとされています。

稀に退院後に陽性となるケースも確認されている

新型コロナウイルス

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が発表する『医療機関における「新型コロナウイルスの陰性が確認され退院される患者の方々へ」の配布について』によれば、新型コロナウイルスが陰性となって退院した後に再度、新型コロナウイルスに感染するケースも稀に確認されているようです。

またPCR検査で新型コロナウイルスの陰性だった方が、偽陰性(実際は陽性)であったことも確認されているため、PCR検査の精度に関するさまざまな意見もあがっています。

例えばRSNA(北米放射線学会)が発表する「Sensitivity of Chest CT for COVID-19: Comparison to RT-PCR」によれば、胸部CTとRT-PCRの精度を比較するために51人の患者に対して実験を行なったところ、初日では胸部CTが98%、RT-PCRでは71%の精度を記録。

具体的にはRT-PCRでは新型コロナウイルス感染者は当初51人中36人でしたが、その後のRT-PCRでは51人全員に陽性反応が見られたのです。

胸部CTと比較して初日のRT-PCRによるウイルスの検出率が低かったのは、核酸検出技術の開発技術が低い、臨床サンプリングが不適切だったなど様々な理由があるとしており、この論文ではRT-PCRで陰性だった場合は胸部CTでの検査も実施した方が良いと結論づけています。

PCR検査は以下のような手順で行うため、ウイルス量が少ない、適切な前処理がされていないなど工程の中でミスがあると陽性・陰性の判断を誤るおそれがあります。

  1. 鼻咽頭ぬぐい液や痰などの検体を採取する
  2. 検体を適切に保存する(速やかに検査できない場合)
  3. 検体の前処理をする
  4. 検査を行う

有効とされる新型コロナウイルス対策3選

アルコール消毒

次に現時点で有効だと考えられている新型コロナウイルスの対策を説明していきます。どれも重要な内容になるので、ぜひ読み進めてください。

手洗いやアルコール消毒をする

日本ウイルス学会が発表する「新型コロナウイルス感染症について」によると、今回の新型コロナウイルスは手洗いやアルコール消毒などによって感染力を失うエンベロープウイルスに該当するとされています。

そのため、新型コロナウイルスによる接触感染を防ぐために手洗いやアルコール消毒を徹底しましょう。またドアノブや照明のスイッチなど不特定多数の方が触れる箇所も定期的にアルコール消毒しておくと安心です。

具体的な手洗い方法などを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

マスクを着用する

少しでも体調が悪ければ前述した無症状を疑って外出しないことを前提にマスクを着用しましょう。また周囲と距離を取りづらい場所でもマスクを着用することが推奨されています。

しかし、WHO(世界保健機関)の「Advice on the use of masks in the context of COVID-19」でも語られているとおり、現時点では健康な方が着用するマスクの予防効果は限定的だと考えられています。

そのため、マスクの着用だけでなく、そのほかの対策もきちんと行いましょう。

詳しく新型コロナウイルスに対するマスクの効果を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

テレワークなどで周囲と距離をとる

外出自粛はもちろんのこと、新型コロナウイルスの飛沫感染・接触感染を防ぐために以下の対策を行いましょう。

  • テレワークで在宅勤務する
  • フレックスで満員電車による通勤を控える
  • オンラインで面談・会議をする
  • イベントの開催・参加を自粛する

もちろん、企業によっては業務上の理由でテレワークを実施できないケースもありますが、その場合は手洗いやマスクの着用などそのほかの対策を徹底しましょう。

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災害発生時は、意思決定に基づいた初動対応をすみやかに開始するために、被害状況などの情報収集を行わなければなりません。

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まとめ

今回は新型コロナウイルスにおける陽性と陰性の基礎知識とその違いなどを紹介しました。本記事の重要なポイントには、次の3点があげられます。

  • 陽性はウイルスの反応を示す状態であり、陰性は反応がない
  • PCR検査後に稀に偽陰性だったケースも確認されている
  • PCR検査の工程にミスがあると正しく判断できないおそれがある

この記事を参考にして、新型コロナウイルスの状況を適切に把握しましょう。

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