Twitterが災害時に利用される理由と効果的な活用方法

近年、災害発生時にTwitter等のSNSが個人間だけでなく、自治体や政府でも活用されています。

安否確認や状況確認などでも便利なTwitterですが、なぜ災害発生時にも利用されているのか分からないという方も少なからずいるはずです。

今回はそんな方のために災害発生時のTwitterの基本や具体的な活用方法などを説明していきます。

この記事を読むことで災害発生時に適切にTwitterを利用できるようになるので、ぜひ読み進めてください。

災害発生時にTwitterが活用される2つの理由

災害発生時にTwitterなどのSNSを利用する利点としては、次の2つがあげられます。

テレビなどの報道機関の場合、取材・編集・報道という手順を踏むためにどうしても災害発生から情報発信までにタイムラグがあります。

しかしTwitterなどのSNSは今、発生した出来事を即時に情報発信できるのです。

またSNSで投稿した情報は拡散されやすいという傾向があり、取り残されてしまった被災者が自らスマートフォンで情報発信をすることで救助や支援物資の提供につながります。

上記2つの利点から、近年は個人間だけでなく自治体や政府なども積極的にTwitterなどのSNSを利用しているのです。

災害発生時にTwitterなどのSNSを活用することが広まったのは、2011年に発生した東日本大震災だと言われています。

当時の被災中は安否確認などで電話が集中的に混雑したため、一時的に電話がつながりづらい状態に陥り、TwitterなどのSNS上で安否確認や情報発信が活発に行われていました。

Twitterの2つのデメリット

次に災害発生時にTwitterを使うデメリットを説明していきます。どれも大切な情報ばかりなので、ぜひ読み進めてください。

デマ情報が投稿されるケースがある

災害発生時には様々な情報がTwitter上で投稿されていますが、中には悪質なデマや誤った情報が混ざっているため、情報発信・収集を行う際は必ず情報の真偽を見極めましょう。

例えば、2016年に発生した熊本地震では「動物園からライオンが放たれた」という悪質なデマが拡散されて、発信元のツイートを行なった犯人は動物園に対する営業妨害として逮捕されました。

この事例のようにTwitterでは悪意を持ってツイートされたデマ情報をユーザーが正しいと思い込み、親切心から拡散されている場合があるのです。

また救出要請のツイートを行なって、すでに救出されたのにも関わらず、情報だけが拡散され続け、混乱を招くケースもあります。

正しい情報だったとしてもすでに解決済みの場合は、情報発信を行なったユーザーが責任を持ってツイートを削除する必要があります。

必要な情報が埋もれてしまう場合がある

Twitterは、基本的にタイムライン(ツイートが並ぶ画面)に新着情報から順に表示される仕組みになっているため、ツイートが流されていきやすいです。

災害発生時には主に安否確認や救出要請など災害関連のツイートが投稿されていますが、中にはアフィリエイトサイトや個人が注目を集めるために自社サイトへの集客や自撮りなど災害とはなんら関係のない情報に「#救出」や「#(被災地の名前)」など災害関連のハッシュタグをつけてツイートするケースが見受けられます。

その場合、災害関連の本当に大切な情報が埋もれしまうことで、スムーズな情報収集ができなくなるおそれがあるのです。

災害時におけるTwitterの利用方法

次に災害時に有効なTwitterの活用方法を具体的に紹介していきます。どれもTwitterで情報発信・収集を行う上で欠かせない内容になるので、ぜひ読み進めてください。

【情報収集】信頼できるアカウントをフォローする

なるべく正しい情報収集を行うために防災関連の情報を発信している政府や自治体のアカウントを事前にフォローし、新着情報を受け取りましょう。

Twitterライフラインという公式アカウントでは、各都道府県別に災害発生時に役立つアカウントがまとめられています。

【例:全国で役立つアカウントの場合】

【情報収集】公式リストに保存する

災害発生時に情報をスムーズに収集するためTwitterの公式リストに災害情報などを発信しているアカウントを保存しておきましょう。

フォローしただけではタイムラインにさまざまな情報が入り乱れてしまいますが、特定のアカウントをグループ分けできる公式リストであれば、グループ分けしたアカウントのツイートのみをタイムラインに表示できるので必要な情報を迅速に確認できます。

基本的には必要なアカウントを自分で公式リストに保存していきますが、前述したTwitterライフラインのリストをそのまま自分のアカウントに保存するという方法もあります。

迅速な情報収集を実現するために公式リストを活用しましょう。

【情報収集】災害発生時はユーザーのツイートを確認する

災害発生時は、Twitterのキーワード検索で気になる地域・事象を検索しましょう。

さまざまな情報が表示されますが、そのまま鵜呑みにするのではなく、きちんとツイートの信ぴょう性を確認することが重要です。

ちなみに特定のアカウント内でキーワード検索する場合は、Twitterの検索キーワードで「from:ユーザー名半角スペースキーワード」と検索しましょう。

例えばTwitterライフラインで地震の情報を知りたい場合は「from:@TwitterLifeline 地震」と検索します。

【情報発信】定期的にTwitterを利用する

普段からツイートを行なってフォロワーを増やし、ユーザーに情報が拡散されやすくしておくと良いでしょう。

ツイートは、なるべく避難の方法など防災にまつわる情報を発信し、災害に役立つアカウントだと認識してもらえば、災害発生時に情報収集の手段として読んでもらえます。

災害発生時は、企業の広報や個人用のアカウントなどであっても被災状況を確認しながら災害関連の情報のみをツイートするようにしましょう。

また他のユーザーのツイートを共有する場合は、ツイートをコピー・アンド・ペーストするのではなく、そのツイートのリツイートや引用ツイートを使うことで、拡散に繋がります。

【情報発信】救助要請ツイートを行う

災害発生時に119番や110番が使えない場合などは、Twitterで救助要請を行いましょう。救助要請を行う際は、場所が特定できるように以下4つの情報を含みましょう。

また救助された後も救助要請ツイートが拡散され続けると救助隊が再び訪れてしまうなど混乱を招くため、必ず救助された後はツイートを削除しましょう。

ツイートを削除することで他のユーザーによって行われたリツイート・引用リツイートも一斉に消えます。

【情報発信】減災リポートを使う

災害による被害状況はハッシュタグの「#減災リポート」、被災状況の写真、位置情報を付けてツイートを行いましょう。

減災リポートとは、Twitterが協力しているウェザーニューズ社のプロジェクトで「#減災リポート」が付けられたツイートを集計し、被害状況をリアルタイムでマップに表示します。

どの地域でどのような被害が発生しているのかをユーザーが一目で分かるので、活用すると良いでしょう。

自然災害などリスク情報の収集やBCPで活躍するFASTALERT

自然災害などのリスクによる被害を最小限に抑えるためには迅速にリスク情報を把握しておく必要があり、万が一リスク情報の確認が遅れると初動対応の開始が遅くなるため、被害の拡大へつながるおそれがあります。

しかしリスクには自然災害だけでなくシステム障害、事故など多くのリスクがあり、被害を抑えるために多くのリスクを収集しようとすればするほど、人的・時間的コストがかかりますし、人の目ではどうしても必要なリスク情報の取り漏らしが発生してしまいます。

では、どのようにリスク情報をスムーズに収集していけば良いのでしょうか。近年、人的・時間的コストをかけずに様々なリスク情報を迅速に収集するために企業や自治体でFASTALERTなどのAI緊急情報サービスが導入されています。

すでに全ての民放キー局や大手報道機関、一般企業、自治体で幅広く導入されているFASTALERTは次の4つのメリットがあるため、迅速なリスク情報の収集と初動対応を開始することができるのです。

【FASTALERTの4つのできる】
・災害などのリスク情報がAIによってほぼリアルタイムで検知できる
・報道ではカバーしきれない地域などの細かい情報も入手できる
・1つのサービスで自然災害、事故、事件など幅広いリスクを調査できる
・現地に行かなくてもテキスト、映像、写真で状況が把握できる

迅速なリスク情報の収集は事業の被害を抑えるための初動対応を開始する上では必要不可欠なので、リスク情報の収集をスムーズに行いたいとお考えの担当者さまは、ぜひFASTALERT基本紹介資料から資料をお申し込みくださいませ。

【サービス資料で分かる3つの内容】
・これまでFASTALERTが検知した主なリスク情報一覧
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FASTALERTは、企業・自治体のお客様専用のサービスとなります。
※ソーシャルリスクレポートなどその他の資料は、こちらの資料ダウンロードからご覧ください。

まとめ

今回は災害時にTwitterを活用するための基礎知識やTwitterでの具体的な情報収集・発信の方法などを紹介しました。本記事の重要なポイントには次の3点があげられます。

今回の記事を参考にしてTwitterを災害発生時における情報収集・発信の手段として活用しましょう。

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